多くの人は、せっかくパーマを当てたのならできるだけ長持ちさせたいと考えます。

そのためにはどんなシャンプーや、アウトバストリートメントを使えばいいのでしょうか。

また洗う時に気を付けなければならないことはあるのでしょうか。

パーマを長持ちさせるためにはパーマをかけてからだけではなく、パーマをかける前のシャンプー選びにもこだわるべきです。パーマをかける前にシリコンシャンプーを使うのはおすすめできません。なぜならシリコンが髪の内側まで浸透してしまいパーマがあたりにくい髪質になってしまうからです。

またパーマ後のシャンプーはいつものストレート用シャンプーからパーマ用シャンプーに変えるとよいでしょう。シャンプーにはそれぞれの特質があり、パーマをかけてもストレート用のものを使ってしまうと髪を伸ばそうと働きかけ、カールが取れやすく癖付けされてしまいます。

パーマ用シャンプーの中でもパーマとの相性があるため美容師さんや薬剤師さんに相談してみるのも良いかもしれません。

パーマが落ちにくいようにするために重要となってくるのが洗い方です。まず、パーマを当てた当日はできるだけシャンプーをしないようにしましょう。ヘアケア剤をつけないように断れば、美容師さんからスタイリング方法だけ聞くことが出来るのでおすすめです。

翌日以降シャンプーをする時に気を付けたいのがシャンプーの液を付けすぎないこと。シャンプーには洗浄成分が入っているので少量でも汚れ落ちが期待できます。そのためパーマまで洗い流してしまわないように百円玉大の大きさくらいの液を使いましょう。

それからあまりゴシゴシ洗いすぎないことも大切です。なぜなら髪と髪との摩擦によってパーマは落ちやすくなってしまうためです。男性は特にゴシゴシと力をこめがちなので優しく洗うことを心がけましょう。

適切な洗い方をマスターした後、さらにシャンプーを長持ちさせてくれるのがアウトバストリートメントです。

そもそもパーマは最初に髪に含まれるたんぱく質を整え、その後髪の状態を固定することによってヘアスタイルを自在に変えるという仕組みなのです。つまりたんぱく質が流出してしまえばパーマが取れてしまうということ。アウトバストリートメントはこのたんぱく質の流出を防止する働きがあります。コツはお風呂から上がったばかりの湿った髪にすぐ塗ること。シャンプー同様パーマ用のものを使ってください。

いかがでしたか？パーマを長持ちさせるのは毎日のヘアケアの積み重ねによるものです。正しいケアの仕方を知って美しいカールをキープしましょう。