美容師の繁忙期と閑散期はココ!
2018.07.14

美容師の繁忙期と閑散期はココ!

美容師の仕事には繁忙期と閑散期があります。
特にその差が激しい業界で、繁忙期には様々な工夫を行っています。

☆忙しいのは行事の多い月!

美容師の繁忙期は年末年始、入学・卒業シーズンから初夏までと、お盆前と言われています。
どれも行事のために髪型をきれいにするタイミングと重なります。
男性は月一回など一定のペースで髪を切りますが、女性はペースが決まっておらず、気分で髪を切るケースが多いです。
そのため、行事が多い月はお客さんが多くなります。

また、初夏やお盆前については気温が上がって髪を短くしたくなることと、帰省前にさっぱりとしておきたい事情があります。
特定の忙しいタイミングを除いても、4月から8月前半までが最も売り上げが高い時期になります。


☆閑散期はイベントのない月

繁忙期ばかりではなく、はっきりとした閑散期も存在します。

年末年始以外の秋から冬にかけてはお客さまが少なくなります。
寒くなると外に出るのが億劫になり、髪を切りに行く頻度が下がります。男性は髪を切ると寒くなる部分があるのも原因です。
これは美容師に限ったことではなく、飲食店やスーパーなど、個人を相手に商売をしている業界はほぼ全て閑散期になります。


☆1年でもサイクルがあるのが美容師

美容師は原則として1人で複数のお客さんのヘアカットを同時進行でしません。
してもあまり早くなりませんし、カットの質を落とすことになるからです。
そのため繁忙期と言っても、対応できる人数を大幅に増やせるわけではありません。
美容師の方々は繁忙期の仕事をやりやすくするため、様々な工夫をしています。
行事に関係なく一定のペースで来るお客さまには少しずつカットの時期をずらし、年末年始に被らないようにしたり、
11月頃から年末年始は予約が取りにくくなる旨を伝えます。
美容師サイドの工夫に関係なく髪を切るお客さまを第一にスケジューリングを行っていきます。
このサイクルの中で効率的に仕事を行うのも、カットの腕と同様に重要なことです。

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