美容師の具体的な仕事内容とは?
2018.09.06

美容師の具体的な仕事内容とは?

子供の頃に初めて行った美容室。
素敵な接客に憧れて美容師を目指した方も多いのではないでしょうか。
でも、具体的に美容師さんのお仕事ってわからない事が多いですよね。
今回は、実際の美容室での仕事内容、心得などをお話します。

☆意外と体力がいる!?

美容師さんの勤務時間はお店にもよりますが、朝10時〜20時までの営業時間と、個人練習をしたり、講習に参加しますので、体力勝負になります。
早番や遅番制度のお店もありますが、営業時間だけで、7時間程、そして1日2時間程の個人練習が平均勤務時間になります。

仕事内容は、勤務前に出勤し、お店の掃除、開店準備。
開店後はアシスタントはお客様のご案内やシャンプー、スタイリストのカラー、パーマの手伝いです。
スタイリストにおいては、カット、カラー、パーマの施術業務に加え、個人売上目標を決めて、そこに向けての売り上げ管理もします。
店長クラスになると、お店全体の売上や、材料の発注、管理も把握しなければなりません。

☆努力がつきものの職業

美容師は、美容学校を卒業後、美容室にアシスタントから入店するのが一般的です。
アシスタントは、すぐにはお客様の直接的な施術には関われません。
まずは、シャンプー練習です。先輩や同期の頭を借りて、ひたすら練習になります。
そして、社内でシャンプーデビューするための試験があるので、その試験に合格後やっと、お客様のシャンプーだけ施術が許されます。
3ヶ月〜半年かかる場合もあります。そのように、仕事内容の一つ一つに段階があってお客様の施術が出来るのです。

スタイリストデビュー出来たとしても、勉強はずっと続けなければいけません。
人気スタイリストになる為には、その時の流行の髪形や、カットスタイルを常に勉強し続けなければならないからです。
どんな職業も努力は必要ですが、特に美容師は努力がつきものの職業と言えるでしょう。

☆美に対して妥協しない

毎年、流行も変わりますし、お客様の好みもバラバラなので常に勉強をし、アンテナをはっていなければいけません。

髪形において、他人から見れば気にならない事でも自分では気になる事ってありませんか?
顔回りの毛流れ、トップのボリューム、重さのバランスなど、個人個人好きなスタイルがあり、それぞれのお客様のご要望に応えなければなりません。
好きなテイストから似合う物を提案して、施術していきます。
お客様の、話す内容、しぐさなどから瞬時に読み取る力がとても大切です。

美に対して妥協せずに、お客様の細かいご要望に応え、満足して帰ってもらえることが、美容師としてのやりがいになります。
美容師さんは、あらゆるスタイルを提案し続けなければならないのです。

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