美容師という職業は流行を発信し、情報を提供し、ヘアからファッション全体のコーディネートを提案できるクリエイティブな職業です。

お客さまに憧れて貰える美容師になることは、自分の財産となり将来のステップになることでしょう。

それではこれから美容師という職業のファッションについて考えてみたいと思います。

まずはお客さまに大接近する職業だと思います。清潔感が大切ですね。

口臭や香りのエチケットは常日頃気をつけている方は多いでしょう。

夏場だったら、脇汗問題がありますね。グレーのTシャツなどは汗ジミが目立ってしまいます。

お店の温度設定にも気を使って、多少脱ぎ着することで、汗ジミを気を付けてみましょう。制汗剤も大切です。

また、性別に関係なくカットやシャンプーの時に、半袖の隙間から脇がみえてしまい、下着がみえてしまうのも恥ずかしいですね。

女性はブラジャー、男性だと脇毛が見えすぎてしまうのも清潔感に欠けるようです。

一度、洋服を試着して動きやすさと、見えすぎ度のチェックをすることが必要でしょう。あと、女性は胸元のあき具合も気にした方が良いですね。

流行の発信者です。自信を持ってお洒落を提案して下さい。

今は、お客さまでもファッションに詳しい方がいますし、美意識の高い女性も多いですね。

そんなお客さまから信頼して貰えるような、正確なトレンド情報と分析が大切です。

やはり一般の方は、女優さん俳優さんを参考にされる方も多いですから、ドラマなどもある程度チェックしておくべきです。

そして今は、SNSも大切な情報源です。SNSには一般の方でも流行に敏感な方が多いです。

ただ、全てを取り入れれば良い訳ではありません。あなたに合うトレンドを取り入れて下さい。

仕入れた情報は会話のなかでも役に立つことです。それによって様々なお客さまのニーズに対応出来る美容師になれますね。

あとは、職業的にも一度パーソナルカラーを調べてみるのも良いでしょう。自分の為、お客さまへの提案にも繋がります。

美容師のキャリアによって、顧客さまの年齢層が違ってくるでしょう。

やはり、ハイクラスのキャリアであればそれなりのスタイルが良いですね。

時にはクレームもあるかもしれませんから、多少そういった場合も想定してジャケットを用意しておくのも良いかもしれません。

また、若いスタッフの方は清潔感重視で、少しだけ遊び心を取り入れてみましょう。

そういった若い感覚は、意外と年配のお客さまの反応も良いですよ。それを楽しみにしているお客さまも多いです。

あとはお店の立地条件によって、客層やコンセプトも変わってくるので、スタッフ同士である程度の路線をあわせておくのも統一感があって良いでしょう。

何度も言うように情報発信者なので、季節感も大切です。

季節の風物詩的なものも小物に取り入れて、お客さまにいち早く提案してみましょう。